カルシウムは、人間の体内にあるミネラルの中で最も多く存在しています。
その役割で、歯や骨を形成することを知っている方は多いのではないでしょうか?しかし、カルシウムは、それ以外にも血液などの体液をアルカリ性に保つ働きや神経の伝達や筋肉の収縮のサポート、ホルモンの分泌など多くの働きを持っています。
カルシウムが不足すると、血液中のナトリウムが増えて血液量が増えて血圧を上げてしまいます。壮年期になると、加齢などの理由で高血圧の症状を持つ方が多いですが、血圧を安定させるためにもカルシウム不足は避けなければなりません。
しかし、カルシウムは摂りすぎると「高カルシウム血症」を発症するおそれがあります。そのため、壮年期には摂り過ぎに注意しながら適切な量を摂ることが大事です。