通常、4歳頃までに乳歯列が完成しますが、この幼年期に色々と気をつけないと、将来の歯並びに影響してしまいます。
例えば最近の子供は柔らかい食べ物を好む傾向にありますが、正しく噛む習慣がついていないと顎の骨も発達しません。根菜類やきのこ類、干物など簡単には飲み込めない食材を積極的にメニューに取り入れる事で唾液がよく分泌され、それが虫歯予防にもなります。
また食事をする時は叱りつけないように気をつけます。顎の骨を丈夫にするには正しい姿勢も大事で、子供が泣いたり元気が無くなると猫背になってしまうからです。食事時は楽しい雰囲気作りをしてあげる事で、好き嫌いが少なくなるメリットもあります。
そしてもう一つ、正しい姿勢を保つには全身の筋肉をつくる事が基本になるので、幼年期の頃からよく歩き、公園などに連れ出してしっかり体を動かす事も大切です。