幼年期の歯にとってリンの役割は大切です。なぜなら、唾液中のリンが幼年期の成長中の歯の成長を助け、再石灰化を促すからです。
幼年期に限らず歯は、毎日の食事などによって口の中が酸性に傾くことで、自然に溶けています。このことを「脱灰」と言いますが、唾液に含まれるリンには脱灰の進行を防ぎ、再石灰化を促す効果があります。
リンはひじきのほかにも牛乳・チーズなどの乳製品に多く含まれています。これらの食材を積極的に摂取することで、唾液中のリンを増やすことができ、丈夫な歯を作ることにつながるのです。幼年期は歯にとっても、将来を左右する時期と言っても過言ではありません。
この時期にしっかり摂取しておくことが重要です。