カルシウムは成人の体内に約1キロあり、99%は骨、残り1%は細胞や血液にあります。
骨や歯だけでなく、筋肉の収縮・血液凝固・神経の伝達・免疫機能の調節等の役割も果たしますが、加齢により吸収率は低下します。老年期は食事量が減り、腸でのカルシウム吸収の低下や、骨細胞を促進する活性型ビタミンDの減少によりカルシウム不足になりがちです。
特に女性は閉経後、骨密度が減少し、60代以上の2人に1人が骨のスカスカ状態に悩んでいます。それは寝たきりの原因にもなるので、骨を丈夫に保つのにカルシウム補給は大切です。
生命維持にも重要な役割があるので毎日補給して日光浴と適度な運動を心掛け、寝たきりとは無縁になりましょう。