タンパク質という栄養は、生物の生命現象を担う重要な物質です。これは人間だけに限ったことではありません。
生命の最小単位は細胞ですが、細胞は生命活動になくてはならない3つの能力を具備しているのです。自己増殖能力、新陳代謝を行う能力、そして外の環境に合わせて内部環境を調節する能力です。
動物の内臓や肉にタンパク質が多量に含まれているのは、器官がやはりタンパク質でできているからにほかなりません。筋肉や内臓、歯、骨など、体のどの部分にもタンパク質が存在しています。すべての生命現象は蛋白質がベースとなって進められているのです。
とりわけ人間の青年期にあっては、タンパク質の適正な摂取が必須となってくるのは当然です。生物の生命活動にとっては必須の栄養素だからです。