老年期まで残った歯を大事にしていくために必要な栄養素として、ビタミンAを挙げることができます。
このビタミンは粘膜の健康を守るために欠かせない存在で、口腔ケアに大きな役割を果たします。歯周病を予防したり、エナメル質を強くすることができます。
食品から体内に取り込む場合は、うなぎ・レバー・乳製品などが豊富に含まれています。老年期の人が一日に必要なビタミンAの摂取量をクリアすることは難しいので、サプリメントや健康食品などに頼りましょう。
がん予防やクリアな視界を維持する効果もあるので、歯の健康以外でも高齢者には重要です。ビタミンAは水溶性のビタミンCと異なり体内にストック可能ですが、過上昇はほとんど起こりません。