リンはカルシウムの次に体内に多く存在するミネラルで、児童期の歯や骨の形成に大きく関与します。
体内では約8割がカルシウムと結合し、歯や骨を構成するために利用されます。残りの約2割は筋肉や脳、神経などに存在します。リンは一般的な食品に広く含まれており、欠乏することは稀です。
食品添加物として清涼飲料水や加工食品、お菓子などに含まれている場合もあります。気づかないうちに過剰摂取している可能性存在します。大量に摂取するとカルシウムの吸収を阻害するので注意が必要です。カルシウムの摂取量が過剰な場合は逆にリンの吸収が阻害されます。2つの物質は同じ割合で摂取する必要があります。
児童期は歯や骨を形成において重要な時期です。適切な量を摂取することが求められます。